老後に必要な生活資金

[スポンサー リンク]

日本は世界一の長寿国と言われていて、男性で約80歳、女性は約86歳という平均寿命の高さとなっております。

仮に平均寿命までは生きられるとして、60歳で仕事をリタイアしたとすると、退職後の生活が20年以上も続くという計算になります。

この長い老後(今の60歳の方に老後と言う言葉は似合いませんが)の生活資金には一体幾ら必要なのでしょうか。

老後に必要な生活資金の試算

共に退職された60歳のご夫婦で、お子さんが独立されているケースを考えてみます。

まず、人生において一番大きな出費と言われる住宅費ですが、試算をするにはあまりにも大きな額となりますので、持ち家を購入して60歳になった時には住宅ローンを完済されている事を前提に試算します。

3-1

毎月の基本的な生活費として、食費、光熱費、日用品、雑費、月に1~2回の外食、服飾費、電話等の通信費として2人で20万円をベースとします。

この服飾費とは、もちろん高価な洋服を購入するのではなく、日常に必要な下着類や季節毎に少し買う服程度の額と考えて下さい。

生活費は、ご夫婦のライフスタイルによって大きく差が出てくる項目ですので、20万円と言う金額は相当に節約した額と感じる方もいらっしゃるかも知れません。

また、この額には冠婚葬祭費は含まれていませんので、現実的にはもう少し必要かも知れません。

3-2

この基本的な生活費20万円に、プラス各税金が毎月2万円程度(社会保険料や住民税)。

もし車を所有されているならガソリン代や数年毎の車検、税金と保険料を月割にしたとして約3万円(車種や走行距離によって変額します)が必要になってきます。

3-3

加えて、個人年金や生命保険、医療保険などの保険料があります。

この部分は保険の補償額や払い込みの方法によって大きく支払額が異なってきますが、一般的には3~5万円位だと思います。

つまり、普通に車のある生活をして各種保険にも一般的な補償額で加入したとすると、夫婦二人で月々30万円近くが必要になってくるのです。

※ここには、高齢になってからの病気の診療費用や介護費用は含まれていません。

日本人の平均寿命は、男性が約80歳、女性が約86歳です。仮にご夫婦揃って86歳まで健康に過ごされたとすると、二人で9360万円が必要という試算になります。

(1ヵ月あたりに必要な生活費)
約30万円
× (1年)
12ヶ月
× (余命)
26年
(老後に必要な生活資金)
93,600,000円

この9360万円の負担を軽減させるのが、預金であり年金です。

公的年金は今後支給開始年齢の繰下げや受給額の減額が予想されていて、高齢者の生活を支え切る事が極めて難しいと指摘されています。

この不足分をカバーする民間保険会社の個人年金が、これからの高齢化社会の切り札として期待されているのです。


スポンサー リンク