公的年金の運用状況

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運用状況が色々と取り沙汰されている年金ですが、その実態はどう言うものなのでしょうか。

まず、公的年金で言えば、年金給付金に必要とされる給付費用は1990年代に入ってからはずっと慢性的に不足の状況が続いています。

特にここ数年はその不足分の膨張が伝えられていて、毎年のように年金積立金からの補填で凌いでいる状態です。

この年金積立金からの補填額ですが、2008年度で約0.3兆円だったのが2009年度になると急に跳ね上がって4.2兆円、2010年度になると更に上がり6.5兆円もの補填額になっているのです。

年金積立金と言うのは、過去の保険料収入の中で年金給付に使用されなかった余剰分を積み立てたもので、2010年度決算の残高が約121兆円と発表されています。

今の高齢受給者の高額の年金支給額がよく年金比較の対象になっていますが、逆に言うと過去の日本はこれだけの年金を支給してもなお約121兆円もの年金積立金を貯蓄出来たという訳です。

現在はと言うと、納付される保険料では到底年金支給額を賄えず、仕方なく貯蓄を切り崩している状態なのです。

これを一般家庭に置き換えると、「支払いが毎月増えているのにお父さんの給料は下がるばかり。お爺ちゃんの残してくれた貯金から何とか不足分を補っているけど何時かは貯金も底を付きそう。さぁどうしよう?本当に困った(泣き)」と言う感じでしょうか。

現在の日本の年金運用状況を簡単に言ってしまうと、こんな感じになってしまいます。

公的年金の運用状況から鑑みるこれからの年金運用

過去の潤沢な時代と比較して、「不公平だ!」と不満を言っている場合ではありません。私たちは今置かれている状況でどうにかしていかなくてはならないのです。

その為に活用するのが私的年金であり、個人年金なのです。

こんな厳しい時代だからこそ、より堅実でより安心な年金運用が望まれるのかも知れません。


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