外貨建て個人年金とは

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個人年金と言う商品は、堅実に保険料を積み立てて確実に年金の受給が見込まれるタイプから、変額型のように場合によっては高利回りが期待出来る投資型の年金まで、色々とラインアップされています。

この個人年金の内の一つに、外貨建て個人年金保険があります。

近年高い利回りがアピールされて注目を集めている外貨建て個人年金保険とは、一体どういうものなのでしょうか。

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基本的なシステムは円建ての個人年金と同じで、支払った保険料を保険会社が運用して、支給開始時期になったら年金として受け取るものになります。

変額年金のようなリスクもなく、被保険者の死亡時には外貨建て積み立て金相当額の死亡給付金が保証されています。

ただ、決定的に違うのが運用原資が円ではなく、ユーロやドル等の外貨で運用される点になります。

外貨建て個人年金のメリット

外貨建て個人年金のメリットとは、一般的に円建てよりも運用利率が高目になっている事が挙げられます。2007年の時点では、円建ての平均利率が1~2%と言われていた中で、外貨建ては4~5%とされていたのです。

ここだけを見れば外貨建てに圧倒的に軍配が上がりそうですが、忘れてはならないのが為替は常に変動していると言う事です。

外貨建て個人年金が、保険と言うよりは投資商品としての性格が強いということは理解しておきましょう。

外貨建て個人年金のデメリット

2012年3月現在では、継続してきた円高が少しずつ円安含みになってきたと言われていますが、先の予測を確実にするのはやはり困難なのです。

この為替レートの不安定さに加えて外貨建てのデメリットに、契約時や運用時、そして年金受け取り時に全て為替手数料として多額のコストが差し引かれる事が挙げられます。

ある都市銀行の場合ですと、外貨現金の預け入れの場合は1米ドルにつき2円、引き出しで同じく1円80銭の手数料が掛かってくるのです。

つまり、少しくらい高利回りだとしても、為替手数料に相当コストを取られるとあまりメリットがなくなってしまいます。

この外貨建てを利用する場合は、有利な利回りだけではなくコスト面も計算に入れる必要があります。


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